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2022/03/14
令和3年度九州教員研修支援ネットワーク第2回協議会を開催しました
3月14日(月)に、今年度2回目の会合となる「令和3年度九州教員研修支援ネットワーク第2回協議会」をオンライン会議により開催しました。
今回の協議会では、ネットワーク参画機関の約50名が参加し、「『令和の日本型学校教育』を担う新たな教師の学びの姿について」というメインテーマのもと、講演や実践報告、ワークショップ等を行いました。
まず、講演「『令和の日本型学校教育』を担う新たな教師の学びの姿の実現について」では、文部科学省 総合教育政策局 教育人材政策課 企画官 寺島 史朗 氏より、中教審「令和の日本型学校教育」を担う教師の在り方特別部会での審議内容を中心に、今後の法令改正の概要や、令和4年度における教員免許更新制に係る留意事項などに関する講話が行われました。
次に、実践報告①「教職員研修支援システムの運用について」では、大分県教育センター 総務企画部 指導主事兼課長補佐 岡田 克文 氏より、大分県教育委員会で運用されている「教職員研修支援システムYELL」の概要や各種機能、システム導入前後の業務状況などについての報告が行われました。また、実践報告②「自ら学ぶ教職員を育成する人材育成システム~セルフマネジメントへの挑戦~」では、横浜市教育委員会教職員育成課 主任指導主事 柳澤 尚利 氏より、セルフマネジメントからのアプローチによる研修管理システムの活用状況などの報告が行われました。
その後、参加者間の交流を図り、メインテーマに関する理解や考えを深めるために、Zoomのブレイクアウトルームを活用したワークショップを行いました。まず、「グループトーク」では、5名程度で編成する各グループで、講演や実践報告の感想、主体的に学ぶ教師を育成するための方策、研修受講履歴を活用した教員と管理職との対話・受講奨励の在り方等を論点とし、司会を中心に意見交換を行いました。グループトークの後は、「全体会」を行い、各グループの意見交換の概要について、それぞれ発表を行いました。
最後に、「令和3年度の動画コンテンツの開発状況」「令和4年度のスケジュール(案)」について事務局より説明を行い、その内容について了承されました。
講演の様子 実践報告①の様子
実践報告②の様子 事務局からの報告の様子