１２月１日（金）に、「令和５年度九州教員研修支援ネットワーク第１回協議会」をオンライン会議により開催しました。
今回の協議会では、ネットワーク参画機関の約６０名が参加し、「研修履歴を活用した対話に基づく受講奨励による研修推進体制の整備について」というテーマのもと、講演や実践報告、ワークショップ等を行いました。
　まず、講演「教員研修履歴システム・研修プラットフォームを活用した新たな教師の学び の姿の実現」では、文部科学省 総合教育政策局 教育人材政策課 教員免許・研修企画室長 石川 仙太郎  氏より、研修履歴を活用した対話に基づく受講奨励による研修体制や、研修受講履歴記録システム・教員研修プラットフォームの一体的構築等に関する講話が行われました。
　次に、実践報告「千葉県における研修履歴システムの活用-学び続ける教員の育成を目指して-」では、千葉県総合教育センター 研修企画部 情報活用支援班 研究指導主事 宮本 和宏  氏より、千葉県の研修履歴システム「Asttra」の概要説明や活用等について報告が行われました。
　その後、参加者間の交流を図ることや、各所属機関における今後の方策や対応について考える機会とすることなどを目的として、Zoomのブレイクアウトルームを活用したワークショップを行いました。まず、「グループトーク」では、５～６名程度で編成する各グループで、履歴の活用方法と対話・受講奨励の取組の状況や国のシステム活用や対話・受講奨励の課題と方向性に関することなどを論点とし、司会を中心に意見交換を行いました。その後の「全体会」では、グループトークの概要をそれぞれ発表しました。
　最後に、教員研修高度化推進支援事業の展開等について事務局、熊本大学、琉球大学より各機関の取り組みの説明を行いました。
 

講演の様子

実践報告の様子

事務局からの報告の様子