11月16日（水）に、「令和４年度九州教員研修支援ネットワーク第１回協議会」をオンライン会議により開催しました。
今回の協議会では、ネットワーク参画機関の約50名が参加し、「『令和の日本型学校教育』を担う新たな教師の学びの姿について」というテーマのもと、講演や実践報告、ワークショップ等を行いました。
　まず、講演「『令和の日本型学校教育』の構築のための『新たな教師の学びの姿』について」では、文部科学省　総合教育政策局　教育人材政策課長　小幡泰弘 氏より、公立の小学校等の校長及び教員としての資質の向上に関する指標の策定に関する指針改正の概要を中心に、研修履歴を活用した対話に基づく受講奨励に関するガイドラインのポイント等に関する講話が行われました。
　次に、実践報告「『静岡県教員育成指標』等の改訂」では、静岡県教育委員会　教育政策課　人権・教員育成班　教育主幹　中谷哲司 氏より、静岡県教員育成協議会の概要、指標策定までの過程、改訂した指標および教員研修計画の概要等についての報告が行われました。
　その後、参加者間の交流を図ることや、各所属機関における今後の方策や対応について考える機会とすることなどを目的として、Zoomのブレイクアウトルームを活用したワークショップを行いました。まず、「グループトーク」では、５～６名程度で編成する各グループで、指標の見直しに関することや育成指標協議会の活用等に関することなどを論点とし、司会を中心に意見交換を行いました。その後の「全体会」では、グループトークの概要をそれぞれ発表しました。
　最後に、九州教員研修支援ネットワークで開発した教員研修動画コンテンツの活用等について事務局より説明を行い、その内容について了承されました。
 

講演の様子

実践報告の様子

事務局からの報告の様子